今回は絹の歴史についてお話したいと思います。

蚕と桑の木に関する一番古い記述が残っているのが紀元前4千年位で「中国黄河、揚子江流域に生息」していたとされています。

養蚕の起源は中国「殷」の時代(紀元前1700~1200年)。殷人は胸などに蚕の背面の斑紋をまねた刺青を入れていたとも言われています。蚕は何度も休眠しては目覚めるので「死者の再生」につながるおまじないとして信じられていたからです。

日本では古事記に応神天皇の時代(紀元後300年前後)に蚕の話が出てきており、日本書紀によると313年大陸より蚕と4人の織姫を呼び寄せ、福岡県の筑紫と兵庫県の武庫の港へ上陸し絹織物が伝わりました。

福岡県では宗像神社周辺で織物がされていたとされ、航行祈願ののぼりを織るために織物技術が発展したと言われています。兵庫県では港のあった西宮市に織物が伝わったのち奈良や京都などの都へと伝わり織物を発展しました。

奈良や京都へ伝わった後どのように絹織物が発展していったのか~また次回をお楽しみに!!